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Column

創業支援2026.08.31

事業計画書は「埋める順番」で楽になる——融資・補助金につながる9項目

文・IPPO編集部

事業計画書と聞くと、分厚い書類と細かい数字を想像して身構えてしまうかもしれません。でも、創業期に実際へ求められる計画書の骨格は、驚くほどシンプルです。日本政策金融公庫の「創業計画書」も、小規模事業者持続化補助金の申請書類も、聞かれていることはほぼ共通しています。つまり、一度きちんと書けば、融資にも補助金にも使い回せるということです。 書く順番にはコツがあります。最初は「創業の動機」から。審査担当者が最初に読む欄であり、いちばん差がつく欄でもあります。立派な言葉を並べる必要はありません。「なぜあなたが、この事業を、いまやるのか」。自分の体験に根ざした言葉が、どんな美辞麗句よりも強く伝わります。続く「経営者の略歴」は、この事業を成功させられる根拠として読まれます。事業に関係する経験を中心に、担当業務や実績まで書きましょう。 次に、商品・サービスの内容とセールスポイント、そして市場とお客様です。ターゲットは「みんな」ではなく、顔が浮かぶ具体的な一人に絞るほど、計画は説得力を増します。競合との違い、販路、集客方法、価格の根拠。ここまでは、自分の言葉で書ける「物語のパート」です。 後半は数字のパートに入ります。まず「必要な資金と調達方法」。設備資金と運転資金に分けて使いみちを書き、自己資金と借入で調達をまかなう。このとき、左右の合計は必ず一致させます。融資審査の中心になる表です。 最後が収支計画。1年目から3年目までの売上・経費・利益を見積もります。コツは2つ。月平均で考えてから12倍すること、そして1年目は控えめに書くことです。初年度から強気の数字が並ぶ計画より、根拠のある控えめな数字から3年目に向けて育っていく計画のほうが、はるかに信頼されます。売上は「客数 × 単価 × 頻度」で説明できるようにしておくと、面談でも堂々と話せます。 この9項目をそのまま書き込める「事業計画シート」(A4・3ページ)を、下記からダウンロードいただけます。先に「自分棚卸しシート」を書いておくと、動機や略歴の欄は転記するだけで済みます。書き上げたシートは、無料面談にぜひお持ちください。数字の妥当性チェックから、公庫・補助金それぞれの申請書式への落とし込みまで、伴走してサポートします。

Work Sheet

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