事業が軌道に乗り始めると、必ず訪れるのが「事務が回らない」という壁です。このとき多くの経営者がまず考えるのが、「事務員さんを1人雇おうか」という選択肢。ですがその前に、一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
人を1人雇うと、いくらかかるでしょうか。仮に月給20万円だとしても、社会保険料の会社負担などを含めると、実際の負担は月25万円前後。年間ではおよそ300万円です。さらに採用の手間、教育の時間、退職のリスクもあります。もちろん、人にしかできない仕事はたくさんあります。ただ、「見積書をつくる」「請求書を送る」「入金を確認する」「進捗を共有する」といった定型業務のためだけに人を雇うのは、創業期にはあまりに重い投資です。
一方で、こうした定型業務こそ、業務管理システムがいちばん得意とする領域です。見積から請求・入金までの一元管理、支払期日を過ぎた請求の検知、お客様との進捗共有——月額2〜3万円程度のシステムで、事務作業のかなりの部分を仕組みに任せられるケースは珍しくありません。
月25万円と、月2万円。単純に比較はできませんが、「まず仕組みに任せられるだけ任せて、人にしかできない仕事のために人を雇う」という順番は、検討する価値があるはずです。
大切なのは、高機能なシステムを選ぶことではなく、自社の業務に合ったものを選ぶこと。多機能でも、使いこなせなければ意味がありません。
IPPOでは、業務の棚卸しから、月額制の業務管理システムの選定・導入・定着までをご支援しています。「うちの場合はどうか」を、数字で一緒に確かめてみませんか。
Column
業務改善2026.08.22
事務員を雇う前に——月額数万円の業務システムという選択肢
文・IPPO編集部




